高級アンプの故障品を調べています。
私(主宰者)も所有しているラックスL570 発売当時定価350,000円を例に挙げます。故障品のヤクオフ落札は50,000円から60,000円となっています。
整備品の販売価格に幅があり、全国展開古本店と同系列の大型中古品店では普通整備で120,000円といったところです。
ちなみに私も整備をしたという中古業者から6年前に、125,000円で購入しています。
1年以内に故障で、リレー・電界コンデンサーほかの交換をし40,000円を修理にかけております。
おそらくマニアレベルの社員がボリュームのガリ音を直し、内部の清掃をした程度で整備品と言っているのでしょう。
L570は整備済みということでたいへん高額な価格でオークションに出ることがあります。
しかし売れないようです。買取業者の予測ですが、おそらく2万円代で買取り、ヤクオフでノークレーム・ノーリターンで6万円前後で売り抜けています。
そこで故障品高額アンプの売却予定のかたに対しての新システムがあります。
ラックスL570落札を例に取りまして、ヤクオフ落札価格を100,000円とします。
①品物到着・検品後に着手金3割の30,000円のお振込。
②提携技術者に修理・整備に出す。
③ヤクオフへ出品して販売する。
④精算する。
ラックスL-570をモデルとした例
オーティオ専用サイトでの販売 も試みますから、その場合はヤクオフ手数料は不要です。
部品代がさらに10,000円要したとしても、44,844円となります。
安価買取値に比べて、はるかに高くなります。
思わない高額部品の損傷で修理代が多額になるときは、手数料総計を圧縮してご提案させていただきます。
現在の率は資金プールの意味があります。(運送中の真空管切れなど)
優秀な技術者による修理・整備のためさらに高く売れて、相殺される可能性もあります。
また修理会社に依頼すると、整備の基本料だけで 2,000円×16時間
それに部品代、手間のかかった部分の費用など、もっと下位のアンプで5万円近くの料金を
言われています。
さらに西銀座ライカ時のように、販売サイトで信頼ある技術者による整備であることを明記し、信用がつくに従ってほかのオーディオ販売店と同じく110,000円~120,000円で販売ができる可能性が望まれます。
良い音で鳴るレベルの修理をします。多くの部品を交換し、数年劣化による故障を予防するには5万円程度。
たいへん良い状態に戻すには8万円の整備費と言われています。
それが希望の場合は、追加整備をご案内することになります。
ぜひ西銀座流通ネットの整備システムをご利用いただいて、高額売却をお勧めします。
現在は試行であり、月に数台のみお受けしますからお問い合わせください。
補注(1):このお取扱いに関しましては、多くの手数・くり返しの発送・検査ほかを要しますから、一般ヤクオフ代行者並みの手数料とさせていただきます。しかしながら買取業者との金額をご検討いただければと思います。
補注(2);完全整備は電界コンデンサーほかの部品を換え、出力トランスを交換したりで10万円から15万円の整備費がかかります。
そのような整備は愛用品を新品時近くに戻すものであり、ヤクオフでは高額過ぎて売れなくなって来ます。
調査のうえで、売れる範囲の例を掲げてあります。またさっさと部品交換する整備者となるべく、洗浄したり研磨したりして従来品を活用する技術者がいます。私どもでは後者のかたと連携を取っています。
買取会社に見積もりを聞いたら即送らずに、まず私どもにご相談ください。
着手額がその額にたいへん近いと思います。
お客さまは2度目のお振込を楽しみに待つことになります。
30%はヤクオフ間近な落札金額を基準とします。
ラックス L-510の例
■修理・整備の明細は以下の通りです。 1.メインボリュームが激しい接触不良を起こしていて、ガリのみならず 外して分解し、内部をクリーニング処理して解決致しました。 2.バランスボリュームも同様に接触不良が厳しく、片側の音が出なく 接点のクリーニング処理で解決致しました。 3.プリとパワーをセパレートして使用する場合は問題有りませんが、 原因を詳細に調べた結果、当方の測定システムに接続した時に 4.パネルや入出力端子の汚れが酷く、接し不良の恐れが有りましたので 5.測定器で監視し、内部の調整箇所を適正値に再調整致しました 6.測定機器を接続して全端子の動作確認と性能測定を実施、 7.その後は連続動作試験を継続中ですが、現在は順調に動作しています。 |
ラックス L-45Aの例
1.ご指摘の有りました左側の出力が無かったり、不安定だったりの リレーは分解して接点を磨き上げて解決、SPSWは接点の 2.バランスボリュームのガリが酷く、これもクリーニング処理で 3.バスとトレブルのトーンボリュームも接触不良を起こしており、 4.メインボリュームに致命的な故障が見つかり、交換を要する ボリュームをゼロに絞ってもかなりの大きな音量が出ていて、 ボリュームの抵抗体と端子のカシメ部分の劣化と推測され、 このボリュームはローブースト用に中間タップの付いた4端子 また、シャフトもスリット付きローレットタイプの特殊品で、同じ |
ヤクオフ出品の記述で、
『当社メンテナンス済 ガリ音もなく良好な状態です』
ていどに書いている事業者に比べて、はるかに高額落札が望めます。