銀座8丁目で事務所兼簡易店舗を構えて、アメリカ・ドイツから中古品ライカを輸入して修理・整備販売をしていました。現在は良い技術パートナーがいないために、ebay輸入代行のみとしています。ヤクオフよりも安く買うことができる可能性が高くなります。
良い整備技術者とは誠実なという意味もあります。
Leicaの修理技術は講習を受け、中古のカメラを手に入れて分解修理をくり返し練習することです。
修理パートナーは40回をこなしたところで知り合い、私がサイト検索1ページに上がるホームペ-ジをもっていたことから提携になりました。
たいせつなことは目が良いことで、高年者になってからでは厳しいことになります。数多くの1mmほどのネジを取り外し、それをもとの穴に入れて締めて行きますが、近くがよく見えない状態では作業遅れと疲労が出て修理は困難です。私も2日の講習を受けたのですが、そのことで断念しパートナーとやることになりました。
まだ40代、50代初めで老眼が強くないかたでしたら、この練習過程をこなすことができると思います。
40回の技術習得者はヤクオフで販売をしていましたが、検索上位にあがり銀座に事務所があるホームページで宣伝を初めてからよく売れるようになりました。
それで同等のことをされて分解・組み立てが早くできるようになれば、アメリカ・ドイツから買い寄せたLeicaを修理依頼することができます。
オールドのLeicaには2種類がありまして、バルナック型とM型です。
私が扱っていたのは整備の能力の関係からバルナック型でした。たいへんレトロな外観で、ファンが多くいるのです。M型は機能が向上して多くなりますが、整備の付加価値は高いです。
バルナック型の整備時間は約2時間です。
整備品販売をしていた西銀座ライカは修理受付を始めました。
対外的な修理・整備は内容によりランクがありますが、スタート時は1万4,000円。
後に修理担当が自分のサイトを作り、注文を取り始めた価格は2万4,000円です。
副業として月に何台かの整備ができれば、楽しみながらの収入になります。
私が講習で体験した整備は、ネジをはずしフレームにまで丸裸にして、黒いシャッター幕までを取りかえる作業です。その後はただネジをはめて締めれば良いと言うのでなく、微妙な噛み合わせを調整しながら進めて行きます。かなり行きつ戻りつが出て来ます。カメラによって摩耗状態が異なるため、同じ兼ね合いでは行かないことがあります。
30回から40回をこなしたレベルになれば、海外輸入を再開しライカの修理・整備を依頼することができます。
それで術担当が当初、優秀な技術をもっていたかと言いますと、お客さまからの苦情は事務所の私に入りました。
購入して動かない、という電話。
具合が悪いから取り変換えて欲しい。
私への痛烈な怒鳴りつけ。
がありました。私は現職で金融機関におりましたので数多くの苦情に対応して来ました。
ということで40回の分解組み立てをこなしても、優秀な技術者になっていなければいけないということではありません。
習熟していっていただければ良いです。
ぜひ挑戦なさってください。