ビンテージ機使いこなしの知恵
スイッチ類やボリューム類の接触不良は、接点の金属表面が酸化することで発生します。
特にふだん動かさないところで酸化が進みやすく、音の途切れやガリ音の発生につながります。
対策として、電源を切った状態でスイッチやボリュームを端から端まで、素早く10回程度動かします。
特にふだん動かさないツマミは重点的に動かしてやります。
この操作を1か月に1回程度実施しますと、スイッチ類の接点がすれて磨かれ、接点不良の予防にたいへん有効です。
お試しください。
補注:現役時代に第一線の技術者として回路設計などにあたっていたかたが、退職後に安く高級アンプの修理をしてくださり、注意事項を送っていただきました。